MH17便撃墜事件、護衛のウクライナ空軍Su-27と誤認か?

MH17便撃墜事件、護衛のウクライナ空軍Su-27と誤認か?

親ロシア派武装勢力によるものとの見方が高まっているマレーシア航空MH17便撃墜事件ですが、The Aviationistは、ウクライナのスホーイSu-27と誤認されて撃墜されたというイラン人専門家の意見を、2014年7月21日付けで紹介しています。

イランのBabak Taghvaee氏によると、ウクライナ空軍はクリミア危機が起きたときから6機のSu-27を前進待機させ、撃墜事件の前日の2014年7月16日にウクライナのSu-25がロシアのMiG-29に撃墜されてからはさらに緊張状態が高まっていました。

事件の7月17日、ウクライナのSu-27は通常の訓練を行わず、高付加価値資産を守る空中戦闘哨戒(HAVCAP)を実施し、ウクライナ東部を飛行するMH17便を含む民間航空機の護衛をしていたとTaghvaee氏はみています。

そして、訓練の行き届かない親ロシア派武装勢力が、MH17便をSu-27と見誤り、SA-11ガドフライ(ブク)地対空ミサイルを発射し撃墜したとしています。

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