スターフライヤー、本格的な業績回復 ゴーイング・コンサーンの記載解消

スターフライヤー、本格的な業績回復 ゴーイング・コンサーンの記載解消

スターフライヤーは2014年7月31日、2015年3月期第1四半期決算短信で「継続企業の前提に関する重要事象等(ゴーイング・コンサーン)」の記載を解消したと発表しました。これはスターフライヤーが保有していた3機の返却に関連した費用の追加計上、営業収入の低迷などによる業績の悪化から、借入金の財務制限条項に抵触する状況があったため記載していたものです。

スターフライヤーはこの状況の解消、改善策として「SFJ経営合理化計画」の施策を実行、着手しており、第1四半期に営業収入、損益が大幅に改善されたとしています。

また、一部の借入金の借入契約に付されていた財務制限条項は、契約改定で抵触事由が存在しなくなりました。スターフライヤーはこれを受け、本格的な業績回復として、継続企業の前提に関する重要な不確実性を抱かせる事象、状況は現時点では認められないとして記載を解消したものです。

スターフライヤーは2015年3月期の通期業績は黒字化の見込みで、収益力の強化、財務基盤の改善をすすめ、業績向上を目指すとしています。

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