アメリカのオバマ大統領は2014年9月10日、イラクとシリアに展開するイスラム過激派組織「イスラム国(ISIL/ISIS)」を対象に、空爆などを展開すると発表しました。軍事作戦の展開で、イラク、シリアなどの地上部隊を支援します。
ヘーゲル国防長官もオバマ大統領の演説を受け、攻撃に向けた準備が整っていると発表しています。アメリカ軍に加え、同盟国の協力を得ながらISILと対決、そのテロの脅威を根絶するとしています。
アメリカ軍は2014年8月から、アメリカ海軍のF/A-18などを使用し、イラク・アルビルへの空爆をしていましたが、対象地域を広げ、ISILとの対決姿勢を鮮明にします。