エアバスは2014年11月21日(金)、最新鋭機のA350-900試験飛行機を羽田空港からベトナムのハノイ国際空港に向け、AIB103便として羽田空港のD滑走路を離陸しました。11月19日(水)にソウル・金浦空港から飛来し、11月20日(木)は遊覧フライトと機内公開を行い、その日本での初お披露目を行いました。
日本航空(JAL)への導入は2019年で、A350-900が18機、A350-1000が13機、計31機が引き渡しされます。これを前に、A350-900初号機、製造番号MSN006は2014年12月にカタール航空へ納入されます。
羽田空港から出発したMSN005の試験飛行機は、アジアでのローンチカスタマーとなるベトナム航空の本拠地へと向かっています。ベトナム航空向けの初号機はすでに最終組立がはじまっており、2015年に引き渡し予定です。
なお、アジアツアーはハノイの後、バンコク・スワンナプーム、クアラルンプールへと立ち寄り、トゥールーズへ帰国します。