アメリカン航空、2015年に大規模投資で顧客体験向上へ USエア統合1年

アメリカン航空、2015年に大規模投資で顧客体験向上へ USエア統合1年

アメリカン航空は2014年12月8日、2015年から客室体験の向上をめざし20億ドル以上の投資を行うと発表しました。このうち、777-200の全機をリニューアルし、フルフラットシートを装備する計画です。

アメリカン航空は、グローバルに競争するネットワークを展開しており、競合他社より高い品質の製品を高めるとしています。投資は客室、ラウンジ、チケットカウンターなど顧客と接するポイント全てで実施するもので、アメリカン航空では「素晴らしい体験を提供するために必要なツールを提供する」としています。

これにより、フルフラットシートの導入、国際線でWi-Fiの提供、機内エンターテイメントの拡充、アドミラルズクラブのラウンジで新しいモダンなデザインに変更、無料で提供する機内食で健康に配慮したメニューの提供、カクテルなどの提供を予定しています。

アメリカン航空はUSエアウェイズとの合併から1年がたち、両社のネットワークを組み合わせ、世界でも最大のコードシェアを展開しています。マイルの獲得、利用でも多くの選択肢が提供されているほか、両社のラウンジへのアクセスも提供されています。貨物事業では単一の航空会社として稼働をはじめていますが、旅客便では引き続き単一の企業として合併作業を進め、サービス面で向上をはかります。

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