重大インシデント指定のANA140便で社内規定違反-再びお詫び

重大インシデント指定のANA140便で社内規定違反-再びお詫び

全日空(ANA)は2011年9月6日、エアーニッポンが運航する那覇発羽田行きのANA140便の重大インシデントに指定された運航について、再びお詫びを掲載している。これは運航乗務員が高度2万5000フィート、約7500メートル以上で1名の操縦士が操縦席を離れる場合、座席を離れた操縦士が帰着するまでの間、酸素マスクを着用するという社内規定違反。

同便では機長がコックピットに戻る際、副操縦士がドアを解錠するスイッチと機体の向きを調整するスイッチを誤ったことで急降下したと見られており、運輸安全委員会が調査を進めている。ANAでは当該便の運航のお詫び、その後に体調不良を訴える乗客がいることで再びお詫びと告知を掲載、今回再び社内規定違反でお詫びを掲載している。

ANAでは「再発防止の徹底に努めてまいります」とのコメントを発表している。

この記事に関連するニュース
メニューを開く