アメリカ空軍、KC-46A予備役部隊を配備する基地候補を発表

アメリカ空軍、KC-46A予備役部隊を配備する基地候補を発表

ニュース画像 1枚目:アメリカ空軍のKC-46A(想像図)
© Boeing
アメリカ空軍のKC-46A(想像図)

アメリカ空軍は、2015年4月14日、KC-46Aペガサス空中給油機の最初の予備役部隊配備基地として、オクラホマ州ティンカー空軍基地(AFB)、ノースカロライナ州シーモア・ジョンソンAFB、マサチューセッツ州ウエストオーバー空軍予備基地(ARB)、インディアナ州グリソムAFBが候補に挙がっていると発表しました。

アメリカ空軍は2019会計年度から、予備役部隊でのKC-46Aの運用を開始する計画を立て、2015年夏から候補基地で環境評価分析プロセスを開始します。

KC-46Aの基地についてはすでに、訓練基地がオクラホマ州アルタスAFB、最初の実戦部隊基地がカンザス州マコーネルAFB、最初の州空軍(ANG)部隊基地がニューハンプシャー州ピーズ州空軍基地(ANGB)と決定しています。

肝心のKC-46Aは開発が遅れており、原型となる767-2Cは半年遅れで2015年1月に初飛行しましたが、給油システムを装備したKC-46Aの初飛行は2015年夏になりそうです。ほぼ同様な機種であるKC-767の場合、イタリア空軍への納入が約5年、航空自衛隊への納入が約1年遅れた前歴があります。

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