サウジアラビア空軍は2015年4月28日、イエメンのサヌア国際空港の滑走路を爆撃しました。この爆撃の状況について、ロイター、AP通信が画像を配信しています。
この画像によると、爆撃から滑走路に大きな穴が空き、使用できる状況ではありません。また、同空港を拠点とするフェリックス・エアウェイズのCRJ-700、機体記号「7O-FAA」が大破しているほか、イエメン空軍の戦闘機や輸送機も破壊されています。
サウジアラビア空軍は、イランからサヌア国際空港へ向かった航空機が同軍の指示に従わなかったことから、その着陸を阻止するために爆撃したものと伝えられています。
こうした状況の中、国連はイエメンに人道支援を行っており、今後3カ月分の子どもたちや女性向けの緊急用の医薬品を輸送したと発表しています。ただ、こうした支援にも影響が及ぶと見られます。