ベトナム航空に引き渡しされるA350 XWB初号機が2015年6月1日、トゥールーズで初飛行を行いました。ベトナム航空が採用したブルーとゴールド・ロータス、流線型を取り入れた新しい塗装です。
この機体はすでにシートやギャレーなど客室装備が完了しており、エアバスは今後、引き渡しに向け、製造の最終段階に入り、引き続き地上、飛行試験を行います。この機体は画像で確認出来る通り、仮の機体記号(レジ)「F-WZFI」を付けており、ベトナム航空では「VN-A886」として導入される予定です。
この機材は2015年半ばに引き渡しが予定されており、航空機リース会社のエアキャップからベトナム航空へリースされます。導入後は、ハノイ/パリ線での就航が予定されています。
ベトナム航空はカタール航空に続き、A350 XWBを投入する2社目となります。アジアでは初めてで、同社は4機をリース、10機を直接発注しており、計14機を導入します。