カタール航空、777-8X 10機と777フレイター4機発注 パリ・エアショー

カタール航空、777-8X 10機と777フレイター4機発注 パリ・エアショー

ニュース画像 1枚目:カタール航空カラーの777-8X(手前)と777フレイター(想像図)
© Boeing
カタール航空カラーの777-8X(手前)と777フレイター(想像図)

ボーイングは、2015年6月15日に開幕した「パリ・エアショー」会場で、カタール航空から777-8X 10機と777フレイター4機、リストプライス48億ドル分を受注したと発表しました。

カタール航空は、2013年11月の「ドバイ・エアショー」で、777-9Xを50機+オプション50機発注した777Xシリーズのキックオフ・カスタマーのひとつです。同社のアクバル・アル・ベイカーCEOは「777の大きな伝承物を引き継ぐことを確信している」と話しています。

777Xは2017年から製造が始まり、2020年に最初の引き渡しを実施する計画で、世界中の航空会社6社から320機の発注とコミットメントを獲得しています。

また、777フレイターについてもベイカーCEOは「カタール航空カーゴはカタール航空グループにとって不可欠な事業であり、次世代機の導入によって強化されるのを楽しみにしている」と話しています。

ボーイングは、世界中の貨物専用機輸送力の90パーセント以上を提供している貨物専用機のリーダーで、777フレイターはフルペイロードで4,900海里(約9,070キロ)飛行できる世界最長の航続力を持つ双発貨物機です。長距離飛行能力により経由地を減らし、着陸料を節約し、中継ハブの混雑を避け、貨物扱いのコストを下げ、輸送時間を短縮することができます。

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