エアバス、タイ国際航空のA350 XWBの組立に着手 10月から最終組立

エアバス、タイ国際航空のA350 XWBの組立に着手 10月から最終組立

ニュース画像 1枚目:タイ国際航空 A350 XWB 機首部分
© AIRBUS S.A.S.
タイ国際航空 A350 XWB 機首部分

エアバスは2015年6月18日、タイ国際航空向けのA350XWBの組立に着手していることを発表しました。最終組立は2015年10月から開始する予定で、2016年半ばに初号機を納入する予定です。タイ国際航空の初号機は製造番号、MSN44とみられます。

タイ国際航空はA350 XWBを12機、導入する予定です。このうち4機が直接発注、8機がリース契約によるもので、ヨーロッパ、アジア路線に導入が計画されています。

公開された画像は、ドイツ・アウクスブルクのプレミアム・エアロテックで製造された胴体前部が、ハンブルクのエアバス工場に運び込まれたものです。ハンブルクでは配管、ダクト、配線など艤装が行われ、ベルーガでサンナゼールに運び込まれます。また、機首部分はステリア・エアロスペースで製造され、サンナゼールに運び込まれています。

この前部胴体、機首部分はサンナゼールで結合され、トゥールーズの最終組立工場に輸送されます。

A350 XWBは2015年5月末現在で、40社、780機の確定発注を獲得しています。

※第4段落の誤文字を訂正し、再度公開しました。お読みいただいた皆さまにはお詫びいたします。

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