エアバス、英ブロートン工場でA350-1000初号機の主翼組立て進む

エアバス、英ブロートン工場でA350-1000初号機の主翼組立て進む

ニュース画像 1枚目:ブロートン工場で始まったA350-1000主翼組立
© AIRBUS S.A.S.
ブロートン工場で始まったA350-1000主翼組立

エアバスは2015年8月18日、イギリスの北ウェールズ、ブロートン工場でA350-1000の主翼組立作業の様子を公開しました。A350-1000の主翼は、A350-900の同じ全長ですが、部品の90%が変更され、ペイロードの増加や航続距離の延長に対応し、トレーリングエッジが拡張されています。

全長は32メートル、幅6メートルで、現在の民間航空機では炭素繊維複合材から作られる最大の構造部品となります。設計、開発はイギリス、ブリストル近郊にあるエアバスのフィルトン施設で手がけられており、この施設ではこの他にも燃料システム、ランディングギアなどの設計、テストが行われています。A350 XWBの主翼はその高性能から、機体が速く、かつ効率的で静かな運航を実現します。

なお、A350-1000は製造番号「059」が初号機となり、このほか「065」「071」の3機で開発、テスト飛行が行われる予定です。

この記事に関連するニュース
メニューを開く