陸上自衛隊は2015年9月29日(火)から10月19日(月)まで、東部方面隊による北部方面区への協同転地演習を実施します。演習は転地先まで移動する「長距離機動訓練」と転地先での訓練の2部に分かれており、長距離機動訓練の往路が9月29日(火)から10月5日(月)まで、転地先での演習が10月4日(日)から10月15日(木)まで、機動訓練の復路が10月12日(月)から10月19日(月)までとなります。
この演習は、関東、甲信越地方と静岡県を所管する東部方面隊が、北海道を所管する北部方面隊の北部方面区への転地演習を実施して、長距離機動に必要な統制・調整能力の向上を図る目的で実施されるものです。転地先では北海道恵庭市、千歳市にまたがる北海道大演習場での「北部方面隊実動演習」に加り、東部方面隊の即応性の向上を図ります。
参加航空機は2機のCH-47、2機のUH-60、1機のOH-6の計5機です。このほか、榴弾砲4門を含む車両約350両、人員約1,000名が参加します。