A310「Zero-G」、微重力状態の機内の様子 【動画】

A310「Zero-G」、微重力状態の機内の様子 【動画】

ニュース画像 1枚目:A310-304 F-WNOVの「Zero-G」試験機
© DLR
A310-304 F-WNOVの「Zero-G」試験機

フランス国立宇宙センター(CNES)とドイツ航空宇宙センター(DLR)が共同で使用する「Zero-G」のA310での試験の様子が、DLRのYoutubeで紹介されています。

1989年6月に納入された機体で、その後にドイツ空軍「10+21」として政府専用VIP機として使用されていました。その飛行時間が短い事から、仮想宇宙状態を客室に再現し、マイクロ・グラビティー(微重力)の環境を創りだし、さまざまな実験を行ないます。

動画では、政府専用機として使用されていた際の会議スペースの様子や、すでに始められた試験飛行で微重力状態の環境、さらにこの機体を操るパイロットのインタビューなどが動画に含まれています。

ちなみに微重力環境は、最大で50度の軌道で短時間に上昇と下降により、作り出すもので、パイロットは戦闘機とは異なる操縦で、毎回チャレンジングであると共に、機内で行なわれる試験が成果を得られた事についても喜びを感じるとしています。

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