アメリカ政府、フランスへKC/C-130J 4機の輸出を承認

アメリカ政府、フランスへKC/C-130J 4機の輸出を承認

アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は、2015年11月10日、国務省がフランスへ、C-130J 2機とKC-130J 2機、エンジン、部品、サポートなどを、対外有償軍事援助(FMS)で輸出することを承認したため、この輸出案を議会へ報告しました。

フランス政府は、ロールス・ロイスAE-2100Dエンジン付きのC-130J 2機とKC-130J 2機、予備エンジン4基、AN/ALE 47チャフ・フレアー・ディスペンサー6基、AN/AAR-47A(V)2ミサイル警報システム6基、AN/ALR-56Mレーダー警戒受信器6基、搭載GPS/慣性航法装置10基などと各種部品、訓練、サポートなどの輸出をアメリカ政府に求めています。機体とエンジンが3.55億ドル、その他を合わせて6.5億ドルと見積もられています。

フランスはNATO加盟国であり、フランス空軍の空輸、空中給油、航空投下能力が向上し、相互運用性も高まるのはアメリカの国益と合致し、地域の軍事バランスを変化させることもないとDSCAは評価しています。

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