© U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist Seaman Apprentice Ryre Arciaga
USSキアサージから出撃するAV-8B(原隊はVMA-223)
アメリカ海軍・海兵隊は、2015年10月17日以降途絶えていた対ISIL作戦「生来の決意作戦(OIR : Operation Inherent Resolve)」に、11月19日、強襲揚陸艦USSキアサージ(LHD-3)からAV-8Bハリアーを出撃させました。
キアサージはペルシャ湾上にあり、第162海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM-162)所属のAV-8Bが、イラクのISILを攻撃しました。現在アメリカ海軍の空母は中東方面になく、11月1日からキアサージを中心とした水陸両用即応群(ARG)が、ペルシャ湾や紅海、オマーン湾、アデン湾などの第5艦隊担当海域をカバーしています。
空母USSハリーS.トルーマン(CVN-75)を中心する空母打撃群が、11月16日にノーフォークを出港して地中海、中東方面へ向かっています。