KIホールディングス、タイ国際航空とシート納入で和解が成立

KIホールディングス、タイ国際航空とシート納入で和解が成立

KIホールディングスは2015年11月13日付で、タイ国際航空と和解契約を締結しましたと発表しました。2011年12月9日付で、タイ国際航空から納入予定のシートに遅延が発生したことから提起されたものです。

2015年5月11日付で、提訴された英国高等法院で日本円で計約126億9600万円の損害の賠償、この利息、訴訟費用の支払を命じる第一審判決があり、計78億8600万円をタイ国際航空に支払いを済ませています。

その後、2015年11月13日に11月30日までに、和解金52,500,000米ドル、約64億8700万円を支払うことで和解契約を締結し、既に支払済みの金額と和解金の支払いで訴訟を終了します。これにより、納入済み、納入予定の航空機用座席に関する一切の義務、債務は免除されます。

KIホールディングスは、訴訟の長期化による訴訟費用の増大、人的資源の負担などを総合的に考慮し、和解契約の締結が最善と判断したとしています。

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