みずなぎの西之島観測、噴火は継続 面積はディズニーリゾートの約2.6倍

みずなぎの西之島観測、噴火は継続 面積はディズニーリゾートの約2.6倍

ニュース画像 1枚目:噴火による噴石の飛散状況、海上保安庁11月17日撮影
© 海上保安庁
噴火による噴石の飛散状況、海上保安庁11月17日撮影

海上保安庁は西之島付近の火山活動について2015年11月17日(火)、羽田航空基地所属MA722の「みずなぎ」で観測を実施、その状況を発表しました。観測当時、爆発音とともに激しい空振を伴う爆発的な噴火が1時間に1、2回の頻度で発生していますが、海岸線に到達した溶岩流はなく、海岸線に顕著な変化は認められないとしています。

9月16日にみずなぎで実施した観測と比較すると、波浪による浸食と思われる海岸線の後退があり、面積はわずかながら減少しています。9月の観測時にも面積減少が確認されており、火山活動は継続しているものの、西之島の拡大は休止している模様です。

11月17日時点の形状は東⻄は約1,900メートルで、9月16日時点の約1,950メートルから縮小、南北は約1,950メートルと9月時点と変わらず、面積は2.63平方キロメートルで、東京ドームの約56倍です。

面積は、東京ディズニーリゾートの約2.6倍、または大阪城公園の約2.5倍、世界で2番目に小さい国でF1のモナコ・グランプリが開催されるモナコ公国と比べ約1.3倍です。

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