GEアビエーション、777Xに搭載GE9Xのコアエンジン試験を開始

GEアビエーション、777Xに搭載GE9Xのコアエンジン試験を開始

GEアビエーションは2015年12月3日、ボーイング777Xに搭載するGE9XエンジンのGE9Xエンジンの最初のコアエンジンの実証試験を進行中と発表しました。GE9Xエンジンの試験は2016年に実施され、GEのフライングテストベッドに装備した飛行試験は2017年、さらに型式証明の取得は2018年の計画です。

GE9Xエンジンは、高圧コンプレッサの圧縮比は27:1で、GE90エンジンとの比較で10%の燃費改善を図ることができます。今回の実証試験で設計限界での稼動を確認しており、今後は燃焼器の操作性のテストが行われる予定です。

GE9Xエンジンは、日本からIHIが参画し,低圧タービン部品、ミッドファンシャフトなどを担当します。このほか、フランスのスネクマはファンケース、タービン後部フレームの設計と製造、テックスペース・エアロ(Techspace Aero)は低圧圧縮機、ファンディスクの製造、ドイツのMTUエアロエンジンはタービン中央フレームの設計と製造を担当しています。

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