アメリカ空軍は、2016年1月6日の北朝鮮による核実験を調査するため、空気や浮遊じんなどのサンプルを収集するWC-135コンスタントフェニックスを派遣する模様です。Washington Postが1月6日に報じています。
派遣先は明らかにされていませんが、沖縄県の嘉手納基地と見られます。収集したサンプルを分析して核実験が北朝鮮が主張している水爆によるものかを調査します。
WC-135はネブラスカ州オファット空軍基地(AFB)の第45偵察飛行隊(45RS)所属の機体で、1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故や2011年の福島第1原子力発電所事故の際にもミッションを行っています。
なお、電子情報を収集するアメリカ空軍のRC-135が、核実験前に嘉手納基地を離陸していることをNHKが報じています。