アシアナ航空は2016年2月3日(水)から2月28日(日)まで1カ月間、長崎/ソウル・仁川線で連続チャーター便を運航します。運航日は水、金、日の週3便で、仁川発OZ1383便は11時30分、長崎発OZ1373便は14時15分で、機材は171席のA321を使用する予定です。
長崎県によると、韓国から日本への温泉、ゴルフなどを目的とした冬季の旅行需要が高いことを受けての就航で、アシアナ航空によるチャーター便の運航は、これが初めてとなります。
長崎/仁川線には大韓航空、さらに同社の格安航空会社(LCC)のジンエアーが就航していましたが、現在は運休中となっています。長崎県では、ソウルとのアクセスを絶やさないとの考えで、ジンエアーへの路線再開の取組みと並行し、アシアナ航空のチャーター便の誘致に取り組んできたと説明しています。また、チャーター便の成功につなげることで、将来的には定期航空路線の開設に向けて航空会社と協議を進めていくとしています。
なお、ジンエアーの長崎/仁川線について、長崎県が現状についてヒアリングしているところでは福岡線に保有機材を集約し、路線を集中させる必要があるとの説明があったと明らかにしています。このため、復活のチャンスは十分にあるとしていますが、長崎県では選択肢は幅広く考えていく必要があるとしています。