航空機リース会社のGEキャピタル・アヴィエーション・サービス(GECAS)は2016年2月24日(水)、ボーイングが737-800の旅客機から貨物機への改修プログラムの正式ローンチを受け、これを歓迎すると発表しています。GECASはボーイングに5機を発注済みで、この初号機は、2017年第4四半期に納入される予定です。
GECASでは、多くの航空会社から737-300や737-400をベースとした旅客機から貨物機に改修した機材の更新として、737-800BCFへの強い関心が寄せられているとしています。特に、737-300と737-400貨物機と比べ、737-800Fはより多くのペイロード、航続距離、1トンあたり運用コストは最も押さえられるものとなります。
GECASの貨物航空機部門は2000年に設立され、現在は世界の航空会社に80機の貨物専用機をリースしています。その機種構成は737、767、747、777です。また、GECASは2015年6月に、エアロノーティカル・エンジニアリング(Aeronautical Engineers:AEI)と737-800NGの旅客機から貨物機への改修プログラムを発表し、20機を改修すると発表しています。