ブリティッシュ・エア、香港就航80周年 飛行時間は10日間から12時間に

ブリティッシュ・エア、香港就航80周年 飛行時間は10日間から12時間に

ニュース画像 1枚目:デ・ハビランドDH86、ペナン/香港区間で運航
© British Airways
デ・ハビランドDH86、ペナン/香港区間で運航

ブリティッシュ・エアウェイズは2016年3月14日、香港就航80周年を祝い、記念運賃を設定しました。同社の前身、インペリアル航空が1936年3月14日に香港への航路を開設したもので、イギリスから香港まで10日間、24都市を経由する航路でした。当時の航空券は175ポンドで、現在の貨幣価値では11,000ポンド、およそ175万円相当でした。

香港航路が開設された当時、現在は廃港となっているクロイドン飛行場から、7機種を使用して、運航されていました。ショートの「スキピオ」飛行艇、デ・ハビランドDH86などがその代表的な機種で、アテネ、バグダッド、バンコクを経由していました。

現在のブリティッシュ・エアウェイズは777とA380で週14便、飛行時間はおよそ12時間で結んでいます。ブリティッシュ・エアウェイズは、香港に就航するヨーロッパの航空会社として最も長い歴史を刻んでいます。

なお、ブリティッシュ・エアウェイズは2016年3月30日から、香港線80周年を記念し、機内食で特別メニューを提供します。特に、1950年代と1960年代のメニューを提供する予定です。

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