ヴァージン・ギャラクティック、ランチャーワン母船747の整備は順調

ヴァージン・ギャラクティック、ランチャーワン母船747の整備は順調

ニュース画像 1枚目:ヴァージン・ギャラクティック時代の「コズミック・ガール」
© Virgin Galactic
ヴァージン・ギャラクティック時代の「コズミック・ガール」

ヴァージン・ギャラクティックは2016年3月17日(木)、小型衛星を低価格で軌道上に運ぶ「LauncherOne(ランチャーワン)」プロジェクトの母船となる747-400、「コズミック・ガール」の整備が順調に進んでいると発表しました。

2015年12月にヴァージン・アトランティック航空で愛称「Cosmic Girl(コズミック・ガール)」として活躍した747-400をランチャーワンの母船にすると発表して以降、「D整備」が実施されました。機体の主要部分を分解、オーバーホールしたほか、システムやコンポーネント類の検査を含めた包括的な整備が行われました。ヴァージン・アトランティック時代を含め、この機体は今回、2回目のD整備でした。

今後、ヴァージン・ギャラクティックはランチャーワンの母船として運航するため、ランチャーワン・ロケットの搭載、空中に輸送する装置を搭載する改良を行います。747-400がスペアエンジンを輸送する際に使用する左主翼下をロケット輸送用に改修します。空中でロケットを発射するため技術的な変更に加え、機内の通信などの改修が行われます。

「コズミック・ガール」の改修は、ヴァージン・ギャラクティックと提携するL-3のTSTCウェーコ空港の施設に移動し、改修作業が行われます。

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