MRJ初号機は計測機器の搭載中、2号機は5月から走行と飛行試験

MRJ初号機は計測機器の搭載中、2号機は5月から走行と飛行試験

ニュース画像 1枚目:MRJ 2号機、エンジン試験
© 三菱航空機
MRJ 2号機、エンジン試験

三菱航空機は2016年4月発行の「MRJ Newsletter」で、飛行試験が順調に進められていると明らかにしています。3月の中旬から、飛行可能な気象条件は連日、飛行試験を実施し、これまでに片エンジンでの飛行、エンジンや補助動力装置の空中停止と再始動、非常用発電機の機能点検など、安全飛行に関する特性、緊急時のシステム機能や操作手順に関する項目を飛行で確認しています。

3月31日には、能登空港の滑走路上を低空飛行しました。この飛行は、速度と高度などを地上、機体の両方で計測し、その結果を照合し、搭載計器を校正するデータを取得しました。

飛行試験の初期フェーズを初号機は計画通り完了しており、4月13日から5月中旬まで計画改修に入り、今後の試験で必要な計測機器の搭載などを行っています。また、2号機はエンジン試験に入り、5月に走行試験と飛行試験に移行します。

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