防衛装備庁は2016年4月22日(金)、三菱重工業と契約し、研究試作を進めていた先進技術実証機「X-2」で初飛行しました。製造された県営名古屋空港から航空自衛隊岐阜基地へ飛行しました。初飛行の様子はFlyTeamメンバーからも投稿されています。
8時47分に県営名古屋空港を離陸、9時13分に岐阜基地に着陸しました。この飛行は離陸後に、試験空域に進出し、機体システム確認などを実施し、帰投、着陸しました。試験結果について三菱重工は防衛装備庁に良好と報告しています。
防衛装備庁、三菱重工はたびたび初飛行を延期しており、一部の部品の調整などを行ってきました。国内企業として初めてステルス機を開発し、今後は飛行実験などを進め、防衛装備庁は次期戦闘機を国産化、または国際共同開発の判断を行います。