FX、今週中に採用機種を決定

FX、今週中に採用機種を決定

航空自衛隊が選定中の次期戦闘機(FX)の採用機種は、今週中に防衛省内で報告がまとめられ、2011年12月16日に開かれる安全保障会議で決定される見通しです。

FXは現用のF-4EJ改の後継機として、3個飛行隊、約40機を導入する予定です。候補機はロッキード・マーチンF-35、ボーイングF/A-18E/Fスーパーホーネット、ユーロファイター・タイフーンの3機種です。

もともと航空自衛隊はロッキードF-22ラプターの導入を目論んでいましたが、アメリカ政府と議会の禁輸政策により挫折し、決定が3年以上遅れています。

日米関係を考えるとヨーロッパ製のタイフーンは脱落し、F-35とF/A-18E/Fが残り、なかでもステルス性能を持つF-35が最有力と見られています。しかし、F-35は現在開発中の機体で、導入できる時期や価格がわからず、国内でライセンス生産できるかもわかりません。

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