海自八戸航空基地、2機のP-3Cが米派遣訓練「RIMPAC」向け出発

海自八戸航空基地、2機のP-3Cが米派遣訓練「RIMPAC」向け出発

海上自衛隊八戸航空基地は2016年6月28日(火)、アメリカ海軍が主催し、アメリカ・ハワイ州と西海岸で実施される環太平洋合同演習「RIMPAC2016」に参加する2機のP-3Cが、ハワイに向けて出発したと発表しました。

「RIMPAC」は、参加国間の共同作戦能力の向上を図る目的で2年間隔で実施される多国籍軍事演習です。参加国はアメリカと日本のほか、初参加となるブラジル、デンマーク、ドイツ、イタリアを含め、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、コロンビア、フランス、インド、インドネシア、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、中国、ペルー、韓国、フィリピン、シンガポール、タイ、トンガ、イギリスの27カ国です。参加兵力は艦艇45隻、潜水艦5隻、航空機200機超、人員約25,000人超となる見込みです。

海上自衛隊は護衛艦「ちょうかい(DDG-176)」と航空機3機を搭載した「ひゅうが(DDH-181)」、人員約650名を派遣します。航空部隊は今回出発した八戸航空基地に拠点を置く第21飛行隊のP-3C哨戒機2機のみの参加となります。

八戸航空基地では6月28日(火)にP-3C出発に関する行事が催行され、隊員の家族からの見送り、第2航空群司令の挨拶などが実施されました。

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