787に搭載する最新のトレント1000 TEN、EASAから型式証明を取得

787に搭載する最新のトレント1000 TEN、EASAから型式証明を取得

ニュース画像 1枚目:ロールスロイス トレント1000 TENを搭載した747-200テストベッド
© Rolls-Royce
ロールスロイス トレント1000 TENを搭載した747-200テストベッド

ロールスロイスは2016年7月11日(月)、トレント1000 TEN(Thrust, Efficiency and New technology)エンジンがヨーロッパ航空安全庁(EASA)から型式証明を取得したと発表しました。トレント1000 TENは787の全シリーズに搭載が可能なエンジンで、現在のトレント1000エンジンと比べ、3%の燃費改善につながる新エンジンです。ファンボロー・エアショー会場で発表されました。

この認定取得で、1000 TENエンジンがEASAの耐空性の要件を満たし、2017年にも787に搭載され、運航を開始する前の大きなマイルストーンとなります。

トレント1000 TENは、アメリカ・アリゾナ州のツーソンでロールスロイスの747試験飛行機に搭載され、3月からテスト飛行を行っています。787に搭載したテスト飛行は2016年後半を予定しています。

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