全国地域航空システム推進協議会、10月28日に北九州市でフォーラム開催

全国地域航空システム推進協議会、10月28日に北九州市でフォーラム開催

全国地域航空システム推進協議会は2016年10月28日(金)、北九州市で第17回「地域航空フォーラム/16」を開催します。2016年度のフォーラムは、2015年度のテーマ「地方創生と航空」を継続し、地域航空、空港の戦略的な活用、官民連携、地域間連携について識者を招き、会員の理解を深めます。

開催地は北九州市で、会場はリーガロイヤルホテル小倉です。参加費は無料ですが、事前に申込が必要で、フォーラム事務局へeメールなどで10月11日(火)までに連絡、申し込みが必要です。定員は120名の先着順です。

地方航空路線が地方創生、観光立国に果たす役割は大きいとされるものの、少子高齢化、地方の過疎化の急速な進展で需要減、採算性の悪化が進み、企業努力のみに依存した路線確保は限界との問題意識を持ち、地方公共団体、住民、企業を含む地域がこれまでより主体的な役割を果たし、航空会社との共に具体的な措置を講じる課題があります。

全国地域航空システム推進協議会では、この課題に対し2016年度研究調査として「地域航空の新たな枠組づくりに向けた検討会」を設置し、解決策などの検討を進めています。また、航空局も2016年6月から、有識者会議「持続可能な地域航空のあり方に関する研究会」を設置、開催し、航空会社間での望ましい協業のあり方、行政と航空会社との望ましい連携のあり方などを検討しています。また、仙台、関空・伊丹に続く空港民営化についても議論が各地で進められており、今回のフォーラムでもこうした課題、論点で議論を深めます。

■第17回「地域航空フォーラム/16」
開催日:2016年10月28日(金) 13:30~17:20
場所:リーガロイヤルホテル小倉4階ロイヤルホール(北九州市小倉北区浅野2-14-2)
プログラム
1 開会挨拶と現況報告熊本県(会長)「復興へのみちのり(仮題)」
2 基調講演
 ・「地方航空ネットワークの維持活性化と地方創生(仮題)」
  鈴木賢治氏(国土交通省航空局航空ネットワーク部航空事業課地方航空活性化推進室長)
 ・「経営の視点から見た地域航空(仮題)」
  安嶋新氏(インフラ経営研究所顧問)
3 論点整理
 ・「航空・空港を地方創生にどう活かす?」
  加藤一誠氏(慶応義塾大学商学部教授)
  幕亮二氏(FFGビジネスコンサルティング企画調査部副部長)
4 パネルディスカッション
 ・「地方創生と航空・空港を考える」
 コーディネーター:加藤一誠氏
 パネリスト
   引頭雄一氏(関西外国語大学外国語学部教授)
   鈴木賢治氏
   幕亮二氏
   安嶋新氏

期日: 2016/10/11まで
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