県営名古屋空港、10月20日に航空機事故を想定した消火救難総合訓練を実施

県営名古屋空港、10月20日に航空機事故を想定した消火救難総合訓練を実施

県営名古屋空港で2016年10月20日(木)、航空機事故を想定した消火救難、救急医療活動の総合訓練が開催されます。同空港エプロン地区のスポット9番、12番、13番を使用し、実施時間は14時40分から16時までです。

訓練は、架空の航空会社がERJ-170で、滑走路34側から着陸し、その際に横風にあおられ、滑走路を逸脱してW-5付近で停止、着陸後に左翼エンジンから出火したと想定し、実施します。機内は煙が充満し、乗員、乗客に多数の負傷者が出た模様という状況で、各種対応を行います。

この訓練には、航空機1機をはじめ、消防車両など約50台、愛知県防災航空隊のヘリコプター1機を使用し、およそ300名が参加します。

通報、現場指揮本部の設置と運営、合同対策本部の設置とその運営、消火活動、救助活動、避難誘導、トリアージ地区と救護地区などの設置、トリアージ地区活動、救護地区活動、救助隊員輸送、担架搬送、負傷者搬送訓練、ヘリコプターによる負傷者搬送、検視検案活動、警戒警備と交通規制、映像送受信などで、各種訓練を行ないます。

訓練には、愛知県、名古屋市、春日井市、小牧市、豊山町の地元自治体や航空自衛隊小牧基地、小牧管制隊、陸上自衛隊第10師団、警察、消防、医療機関に加え、フジドリームエアラインズ、三菱重工業小牧南工場、名古屋空港事務所などが参加します。

期日: 2016/10/20
メニューを開く