海上保安庁は2016年10月26日(水)、東南アジア海域の海賊対策としてインドネシアへ派遣し、連携訓練を実施した新潟海上保安部所属の巡視船「えちご」の入港式を新潟港で実施します。新潟港西区中央埠頭国際旅客ターミナル内の巡視船えちご係留岸壁で、9時ごろに入港します。
巡視船えちごは10月11日から10月13日まで、ジャカルタでアジア各国の海上保安機関の長官級が参加する「第12回アジア海上保安機関長官級会合」開催にあわせ、インドネシアに派遣され、インドネシアの海上保安機関、インド沿岸警備隊と多国間合同訓練を実施し、各機関と海賊情勢や対策について意見・情報交換を行いました。海上保安庁の船舶のインドネシア寄港は、2013年2月以来3年ぶり9回目でした。
巡視船「えちご」は総トン数約3,100トンで、2015年7月に搭載機がシコルスキーS-76Dの機体番号(レジ)「JA916A」に更新されています。日程は9月29日(木)に新潟を出港、10月10日(月)にジャカルタ入港、10月15日(土)にジャカルタを出港しています。