ボーイングは開発を進めている787-10初号機を2017年2月17日(金)、サウスカロライナ州のノースチャールストン工場でロールアウトします。同社がメディア向け情報として明らかにしています。
787-10はノースチャールストン工場でのみ製造し、ロールアウトする初号機はラインナンバーが528、ボーイングでは「ZC001」としている機体です。2016年に組立を開始し、2017年に初飛行、2018年の初号機引き渡しのスケジュールで開発されており、このスケジュール通りで進捗しています。
787-10は、日本の航空会社は全日空(ANA)が2015年3月に3機を発注しており、このほか、シンガポール航空、エティハド航空、エア・リース・コーポレーションがいずれも30機ずつをはじめ、エバー航空、ユナイテッド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、GECAS、エールフランス・KLMが発注しています。