航空局、成田国際空港のB滑走路南側の拡張や新設スポット整備を認可

航空局、成田国際空港のB滑走路南側の拡張や新設スポット整備を認可

ニュース画像 1枚目:新設エプロンと誘導路の位置概要
© 国土交通省 航空局
新設エプロンと誘導路の位置概要

国土交通省は2017年3月10日(金)、成田国際空港(NAA)が2016年12月6日(火)付けで申請したエプロン・誘導路の整備を許可しました。首都圏空港の機能強化を進めるにあたり、成田空港の高速離脱誘導路を整備し、1時間あたりの滑走路処理能力を現行の68回から72回へ拡大する取り組みです。

施設変更では、空港敷地のうちB滑走路南側を20ヘクタール拡張し、拡張部を含めエプロンを新設します。このエプロンは第2旅客ターミナルのサテライトに並行する形で整備されます。さらに、ビジネスジェットが使用できる421スポットなどの北側にエプロンが新設されます。このエプロン2カ所にアクセスする新設の誘導路も設けられます。

整備はエプロン新設でおよそ180,000平米、新たにおよそ15スポットが増設され、誘導路新設は約1,900メートルとなります。供用開始の予定日は2022年1月31日(月)ですが、エプロンは東京オリンピック・パラリンピック競技大会前までに12スポットを整備し、残る3スポットは完成予定の2021年9月30日まで継続して整備する計画となっています。

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