737 MAX 9、約2時間40分超の初飛行 ボーイングフィールドに着陸

737 MAX 9、約2時間40分超の初飛行 ボーイングフィールドに着陸

ニュース画像 1枚目:737 MAX 9
© Boeing
737 MAX 9

ボーイングは2017年4月13日(木)、開発を進めている737 MAX 9初号機「N7379E」で初飛行しました。737の工場のあるレントンを離陸し、ワシントン州内の空域を飛行、ボーイングフィールドに着陸させる約2時間43分の飛行でした。737 MAXファミリーでは737 MAX 8に続く2機種目の飛行となりました。737 MAX 9は、737 MAX 8より胴体が長く16席多く搭載できる機種です。

ボーイングの737 MAX 9は、737ファミリーで開発が進められている最新の機種です。この737は1967年4月9日(日)に初飛行、ちょうど先日の4月9日(日)に50周年を迎え、これに花を添える形になりました。

737 MAXファミリーは、737 MAX 8を筆頭に、今回初飛行した737 MAX 9、座席数を抑えた737 MAX 7、さらに座席数を多く757の座席規模の737 MAX 10の開発にも着手する見通しとなっています。また、型式設計変更(ATC)を取得している737 MAX 8は、5月にもローンチカスタマーのサウスウェスト航空に納入される予定です。

737 MAX 9はアエロメヒコ、エア・カナダ、アラスカ航空、コパ航空、アイスランド航空、ライオン・エア、奥凱航空、スパイスジェット、スリウィジャヤ航空、TUIグループ、ターキッシュ・エアラインズ、ユナイテッド航空、ウェストジェットの航空会社に加え、エア・リース・コーポレーション(ALC)、アヴィエーション・キャピタル・グループ(ACG)、アヴァロンのリース会社が発注しています。

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