成田空港、2016年度の運用状況 発着回数など7項目で開港以来最高

成田空港、2016年度の運用状況 発着回数など7項目で開港以来最高

成田国際空港は2017年4月27日(木)、2016年度の運用状況を発表しました。これによると、新規乗り入れ、新規就航、増便が相次ぎ、国際線、国内線ともに好調だったことから、航空機発着回数、旅客数、貨物量など7つの項目で過去最高を記録しています。

発着回数については、国際線で、香港航空、ジンエアー、ハワイアン航空などの新規乗り入れが10社、また韓国、香港、中国などのアジア方面を中心とした新規就航や増便で前年度比5%増の193,427回と2年連続で最高値を更新したほか、国内線では、春秋航空日本(Spring Japan)の新千歳、関西線、バニラエアの関西、函館線の新規就航などにより、前年度比1%増の52,278回と15年連続で最高値を更新しました。国内、国際の合計では前年度比4%増の245,705階と5年連続で過去最高となっています。

また、旅客数では、国内線が前年度比5%増の7,210,517人で8年連続で最高値を更新し、初の700万人超えを記録したほか、国際線外国人旅客数では、前年度比11%増の14,299,658人と3年連続で最高値を更新、年度として初めて国際線外国人旅客数が国際線日本人旅客数を上回っています。これらの合計で旅客数の全体は39,620,801人と初めて3,900万人超え、前年度比4%増で、2年連続で過去最高を記録しています。

なお、貨物では、国際航空貨物の仮陸揚貨物量は積込が403,251トン、取卸が389,740トンの合計792,991トンで、前年度比13%増と、5年連続で最高値を更新しています。詳しくは、成田空港のウェブサイトを参照ください。

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