カンタスとエミレーツ、共同事業延長で運航路線の再編成を追加発表

カンタスとエミレーツ、共同事業延長で運航路線の再編成を追加発表

ニュース画像 1枚目:カンタスとエミレーツ、共同事業提携を5年間延長
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カンタスとエミレーツ、共同事業提携を5年間延長

カンタス航空とエミレーツ航空は2017年10月11日(水)、共同事業提携の5年間延長と、それに伴う路線ネットワークの変更を発表しました。路線の強みと顧客の需要を反映した変更で、オーストラリアとニュージーランドから、アジア、イギリス、ヨーロッパ、中東、アフリカへ、より多くの旅の選択肢を提供します。

タスマン横断路線では、2018年3月からエミレーツ航空はメルボルン、ブリスベン発着のオークランド線を運休し、ドバイ/オークランド線の直行便に注力します。A380でデイリー運航するシドニー経由のドバイ/クライストチャーチ線は運航を継続し、ドバイ/ニュージーランド間で新たな直行便の可能性も模索します。

タスマン横断路線のフライトを拡充では、カンタス航空がオーストラリア/ニュージーランド間のフライトを増便し、メルボルン/オークランド線で新たに週7往復便、ブリスベン/オークランド線で週2往復便を追加します。これらのうち数便の機材を、737からワイドボディ機のA330にアップグレードします。

これらの増便するフライトは、エミレーツ航空便名を付与し、カンタス航空のパースまたはシンガポール経由のロンドン線、エミレーツ航空のドバイ経由のオーストリア/ヨーロッパ間路線で継ぎ目のない接続を提供します。

エミレーツ航空のオーストリア便の発着時刻はスケジュールを変更し、出発時刻を1日の中で分散させ、ヨーロッパ38都市、中東・北アフリカの28都市とドバイ乗り継ぎで接続し、より多くのフライトの選択肢を提供します。

すでに発表されているカンタス航空のドバイ経由のシドニー/ロンドン線をシドニー経由に変更すること、またエミレーツ航空のシドニー/ドバイ線がA380で4便目のデイリー便運航を含めたこれらの変更は、オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)、ニュージーランド運輸大臣へ5年間の共同事業延長を申請した内容に含まれています。詳しくは、カンタス航空、エミレーツ航空のウェブサイトを参照ください。

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