エアバスは2017年12月13日(水)、2018年に向け運用していく5機の新A380のうち1機をシンガポール航空に納入したと発表しました。同機は近ごろ発表されたシンガポール航空の新キャビンを導入した最初の機材です。
新A380は、2階にスイート6席、ビジネス78席、1階にプレミアムエコノミー44席、エコノミー343席の計471席で、どの客室でもさらに広いパーソナルスペースが確保されているほか、最新の機内エンターテイメントシステムや、全席でネットワーク接続を提供します。
シンガポール航空は2007年にA380を導入した最初の航空会社で、プレミアムフルサービスという空の旅を確立し、現在も同機を利用したサービスは顧客に支持されています。最大8,200海里をノンストップで運航でき、唯一の総2階建ての機材であるA380は、より広い座席、広い通路、より広い床面積を持つ、世界最大で最も広々とした旅客機で、旅客数が多い路線のさらなる需要の増加でも最も効率的な解決方法を提供します。
なお、シンガポール航空は新しい5機のA350の他に、現在使用している14機のA380も2018年後半から2020年までに改修を予定しています。詳しくは、エアバスのウェブサイトを参照ください。