2017年11月の訪日外客数、11月過去最高の237.8万人 前年比26.8%増

2017年11月の訪日外客数、11月過去最高の237.8万人 前年比26.8%増

日本政府観光局(JNTO)は2017年12月20日(水)、2017年11月の訪日外客数の推計値が前年同月比26.8%増の237万8,000人で、11月として過去最高を記録したと発表しました。航空路線の新規就航や増便、クルーズ船寄港数の増加、また紅葉シーズンの到来や訪日旅行プロモーションの効果により、訪日外客数全体としては堅調に推移したとしています。

市場別では、インドを除く19市場が11月として過去最高を記録したほか、韓国や査証緩和の影響が続くロシアの伸びが引き続き好調となっています。韓国市場は前年同月比45.8%増の622,600人で、エアソウルの成田/仁川線、チェジュ航空の松山/仁川線、イースター航空の鹿児島/仁川線の開設など、格安航空会社(LCC)を中心とした新規就航や増便も訪日者数の大幅な伸びを後押ししています。

台湾市場では、エバー航空が松山/台北線、青森/台北線、遠東航空が山口宇部/鳥取/台北線、シルクエアが九州/シンガポール間でチャーター便を運航しているほか、9月就航の日本航空(JAL)の成田/メルボルン線、12月就航のカンタス航空の関西/シドニー線を契機とした特別運賃キャンペーンなども訪日機運を高めています。なお、詳しくは、JNTOのウェブサイトを参照ください。

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