SUBARU、777Xの初号機中央翼と主脚格納部の組立結合が完成 出荷式

SUBARU、777Xの初号機中央翼と主脚格納部の組立結合が完成 出荷式

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SUBARU 777X出荷式

SUBARUは2018年2月9日(金)、愛知県半田市の航空宇宙カンパニー半田工場で、ボーイングが開発を進める大型旅客機777Xの初号機用中央翼の製造、主脚格納部の組立結合を完了し、中央翼ワークパッケージが完成したと発表しました。

777X中央翼ワークパッケージ完成にあわせ、当日は半田工場でボーイングの777Xプログラム担当ヴァイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのエリック・リンドブラッド氏や、777/777Xオペレーション担当ヴァイスプレジデントのジェイソン・クラーク氏、経済産業省、中部経済産業局、愛知県、日本航空機開発協会などの来賓を招き、出荷式が行われました。

半田工場は、ボーイング向け777、787、防衛省のP-1固定翼哨戒機、C-2輸送機の中央翼の生産を手がけており、各機種を手がける中央翼生産センターで新たな中央翼の生産となりました。

SUBARUは、777Xの設計開発段階から参画し、777で担当する中央翼および主脚格納部の組立結合、主脚扉と翼胴フェアリングに加え、787で新たに担当した翼々結合部を担当しています。SUBARUをはじめ、川崎重工から用胴体パネル、三菱重工業から後部胴体パネルが777X向けとして納入が始まっており、ボーイングは完成機の組み立て、試験飛行を経た上で、2020年に航空会社へ納入する予定です。

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