2018年退役する政府専用機747-400の後継機は787か

2018年退役する政府専用機747-400の後継機は787か

読売新聞は2012年3月16日付けで、政府専用機のボーイング747-400は2018年度に退役させ、後継機に787が浮上していると報じています。

現用の747-400は導入した1980年代後半においては唯一、アメリカ東海岸まで無着陸で飛行できる機種であり、日本航空(JAL)が同型機を多数運用することから保守サービスの面でも有利とされていました。しかし、重整備を委託していたJALが昨年で747-400の運用を終了したため、一部を日本貨物航空に委託し直すなどして運用を続けてきました。

現在では777や787でもアメリカ東海岸へ無着陸で飛行できるため、運用コストが低く、国内の航空会社が運用するこれらの機種への買い替えを検討していたと見られます。とくに787は日本国内での生産比率が高いため有力と見られています。

一方で、3月16日午後の定例記者会見で藤村官房長官は、747の退役については2011年8月時点で決まっている事として肯定しましたが、後継機種については787など具体的な機種を検討しているわけではないと否定しています。

この報道に2ちゃんねるでも盛り上がっています。

・MRJでいいだろ。
・C-17 グローブマスターIII が良い。
・政府専用機がロールスロイスではまずかろう

以前から出ている747-400の退役の話ですが、これから数年は、後継機の話で盛り上がれそうです。

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