エアバス、A320天津工場で80機目の機体を中国国際航空に引き渡し

エアバス、A320天津工場で80機目の機体を中国国際航空に引き渡し

エアバスは2012年3月16日、中国、天津のA320型最終組立工場(FALC)で80機目の機体を、中国国際航空に引き渡しました。中国国際航空のA320型は88機になり、機体番号(レジ)の「B-6847」機体は3月18日から、成都/広州線で営業運航を開始しています。

天津のFALCは、エアバスと中国の天津港保税区(TJFTZ)、中国航空工業集団公司(AVIC)の合弁会社で2008年にオープン。初のA320型は2009年に四川航空に引き渡され、2011年6月に2年未満で50機に到達。さらに9ヶ月ほどで30機を製造しています。

ただし、中国政府はヨーロッパが航空会社に対して課した二酸化炭素排出に伴う諸費用をめぐって、中国の航空会社に対してエアバス機の発注を止めると伝えられている中でのエアバスによる発表。エアバスが中国に食い込んでいる事のアピールであったり、中国の航空会社のエアバス機の導入が進んでいるアピールなど、いろいろな事が想像される発表です。

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