目達原所属AH-64Dの航空事故、ブレード繋ぐボルト破断で揚力失う | FlyTeam ニュース

目達原所属AH-64Dの航空事故、ブレード繋ぐボルト破断で揚力失う

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配信日: - ニュースカテゴリー: サービス
ニュース画像 1枚目:AH-64D イメージ

AH-64D イメージ

陸上自衛隊は2018年5月28日(月)、2月に目達原駐屯地所属の第3対戦車ヘリコプター隊のAH-64D、「74502」が佐賀・神埼市の住宅に墜落した事故について、調査状況を公表しました。同日、大野防衛大臣政務官が佐賀県への表敬訪問するなど、地元自治体にも説明しています。

航空事故調査委員会は事故後すぐに陸上幕僚副長を長として設置されており、民間の航空工学を専門とする有識者が参加するなど、幅広い観点から事故原因の検討、分析を進めています。これまでに関係者から聞き取り、メンテナンス・データ・レコーダー(MDR)の解析、部品の破断面の調査などが実施されています。

これらの解析結果と破断面調査などから、今回の事故は、操縦士の操縦、整備員の整備に起因するものではなく、当該機のメイン・ローター・ヘッドの主要構成品で、メイン・ローター・ヘッドとメイン・ローター・ブレードを繋ぐ主要部品のストラップ・パック、メイン・ローター・ブレードを接続するアウトボード・ボルトが破断、その後に影響を受けたストラップ・パックが破断し、このパックと接続するブレードが機体から分離して、揚力を失い墜落したと見ています。

今後、調査はアウトボード・ボルトの破断原因の解明に取り組みます。また、再発防止策として、陸上自衛隊が保有するAH-64Dの全12機は、製造企業が品質を保証したアウトボード・ボルトへ交換することを検討しているほか、事故原因の細部が解明した後、再発防止策を確立します。

なお、防衛大臣への航空事故調査報告書の提出期限は事故発生後4カ月以内を基準としていますが、引き続き調査が必要な状況のため期限を延長し、対応にあたります。この事故は、定期整備後に2名が搭乗して試験飛行中、目達原駐屯地の南西およそ6キロメートルの地点に墜落し、搭乗隊員2名が殉職、住民と家屋への被害も発生しました。

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