シンガポール航空は2018年10月11日(木)から、世界最長フライトとなるシンガポール/ニューアーク線に就航すると発表しました。機材は、超長距離を航行するA350-900ULRを使用します。
シンガポール発が月、木、土の週3便で運航を開始し、追加のA350-900ULRを受領後、10月18日(木)からデイリーでの運航に切り替えられます。
シンガポール航空はA350-900ULRのローンチカスタマーで、7機を確定注文しています。ビジネス67席、プレミアムエコノミー94席の2クラス制となっており、同路線の航空券の販売は5月31日(金)から、様々な販売チャネルで順次開始されます。
フライトは約9,000海里、およそ1万6,700キロメートルで、最大18時間45分となります。シンガポール航空は当時使用していたA340-500をエアバスに返却した2013年まで、シンガポール/ニューアーク線を運航していました。
A350-900ULRでは、より高い天井、大きな窓、エクストラワイドボディや照明で時差ボケを減少するようにデザインされているほか、より快適さが向上し、炭素繊維複合材を使用した機体により、気圧や湿度など機内の空気の品質を改善し、より快適な旅を利用者に提供します。
シンガポール航空は現在、21機のA350-900を保有しており、ウルトラ・ロング・レンジ(ULR)を含めて46機を注文しています。1機目のA350-900ULRの納入は9月で、2018年末までに全7機を受領する予定です。
シンガポール航空は現在、フランクフルト経由でニューヨーク・JFKにデイリーで就航しているほか、アメリカ路線では、マンチェスター経由のヒューストン線を週5便、ソウルまたは東京経由のロサンゼルス線をデイリー、直行便または香港経由のサンフランシスコ線をデイリーで運航しています。
詳しいスケジュールは、シンガポール航空のホームページ、または下記の路線・就航都市ページ一覧から「時刻表」を参照ください。
■シンガポール/ニューアーク線の運航スケジュール ・夏ダイヤ(2018年10月27日(土)まで) SQ22便 シンガポール 23:35 / ニューアーク 06:00(+1) SQ21便 ニューアーク 10:45 / シンガポール 17:30(+1) ・冬ダイヤ(2018年10月28日(日)から2019年3月30日(土)まで) SQ22便 シンガポール 00:40 / ニューアーク 05:30 SQ21便 ニューアーク 09:45 / シンガポール 17:45(+1)