日本エアコミューター、ATR-72-600を導入 既発注分を機種変更

日本エアコミューター、ATR-72-600を導入 既発注分を機種変更

ニュース画像 1枚目:ATR イメージ
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日本エアコミューター(JAC)とATRは、ATR-42-600をATR-72-600に変更し、これにより日本で初めてATR-72を就航します。JACとATRはこれまで9機のATR-42-600を確定発注の契約を締結しており、2017年上旬にATR-42-600の初号機が導入されています。JACは現在、ATR-42-600を4機、運航しています。

今回変更されたATR-72-600は2018年の年末までに引き渡される予定です。導入済みのATR-42-600は48席仕様ですが、ATR-72-600は70席を装着する予定で、現在の機種から22席増えます。

JACの加藤洋樹社長は「1機をATR-72-600へ発注変更することで、両モデルの共通性を活かしながら、1座席あたりの運航コストを削減でき、旅客の多い路線においてより効率的な運用が実現できることで、地域社会に貢献できると確信しています」とコメントしています。

ATRもJACの決定を受け、「ATRファミリーが低コストで新たなビジネスチャンスを創出、拡大することを示す機体」とアピールしつつ、JACが日本のリージョナル・エアラインの需要の高まりに応えていくだろうと賛辞を送っています。

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