キャセイパシフィック、A350-1000を受領 7月から台北線に投入

キャセイパシフィック、A350-1000を受領 7月から台北線に投入

ニュース画像 1枚目:キャセイパシフィックのA350-1000
© Cathay Pacific
キャセイパシフィックのA350-1000

キャセイパシフィック航空は2018年6月19日(火)、同社初のA350-1000をトゥールーズで受領しました。このA350-1000は機体記号(レジ)「B-LXA」で、この機種を受領する航空会社はカタール航空に続き、2社目です。また、キャセイはすでにA350-900を22機保有しており、A350は23機となります。

キャセイは20機のA350-1000を発注済みで、このうち8機は2018年中、残りは2021年までに順次、引き渡される予定です。「B-LXA」のデリバリーフライトは、バイオ燃料で飛行する予定となっており、温室効果ガスの排出量削減、2020年以降のカーボンニュートラルな成長に向けた象徴的な取り組みとなります。

この機種は、ビジネス46席、プレミアムエコノミー32席、エコノミー256席、計334席を装着しており、A350-900と比べ54席多く搭載しています。

キャセイパシフィック航空は、A350-1000を7月1日(日)のCX484便から、香港/台北線に投入して完熟飛行を行ったのち、9月15日(土)から香港/ワシントンDC線のCX860、CX869便にこの機材を投入します。これにより、同社ネットワークで香港/ワシントンDC線がもっとも長い距離を飛行する定期便となります。

また、2018/19冬スケジュールから、マドリード、テルアビブ、アムステルダム、マンチェスター、チューリッヒ線にも投入される計画です。

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