統合幕僚監部、ロシア海軍の日本近海での動向2件公表

統合幕僚監部、ロシア海軍の日本近海での動向2件公表

統合幕僚監部は2018年7月2日(月)、ロシア海軍艦艇の動向について2件、公表しました。

1件目は6月29日(金)13時ごろ、第1ミサイル艇隊所属の「くまたか」と第2航空群所属のP-3CがタランタルⅢ級ミサイル護衛哨戒艇2隻を確認しています。宗谷岬の北東約35キロメートルを西進しており、艦番号は「954」と「971」でした。

この艦艇は宗谷海峡を西進し、日本海へ向けて航行したことが確認されています。これは6月3日(日)に宗谷海峡を東航する動きが確認されています。

2件目は7月1日(日)5時ごろ、第14護衛隊所属「あさぎり(DD-151)」と第4航空群所属のP-1が、下対馬の南西およそ60キロメートル海域を北東進する3隻を確認しています。これはウダロイⅠ級駆逐艦の「アドミラル・トリブツ(564)」と「アドミラル・ヴィノグラドフ(572)」、補給艦は「PECHENGA」です。

この3隻は5月9日(水)に対馬海峡を南下したことが確認されており、7月5日(木)から舞鶴港を訪問し、DD-151と日露捜索・救難共同訓練を実施する予定も公表されています。

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