ボーイングは2018年10月12日(金)、インドの格安航空会社(LCC)のスパイスジェットに初めての737-8-MAXを納入したと発表しました。納入された機体の製造番号(msn)は「60644」、機体記号(レジ)は「VT-MAX」で登録されています。
スパイスジェットは計205機の737 MAXを発注しており、今回はその1機目です。737 MAXは1機あたり燃料費を最大で年間150万ドル削減できる効率的な航空機で、スパイスジェットは路線拡大、特に国際線の展開を視野に入れています。
スパイスジェットは現在、737NGを37機、DHC-8-400(Q400)を24機で運航しており、インド市場の成長にあわせ、2020年までに100機超で運航する計画です。
ボーイングは、737 MAXで航空会社104社から計4700機を受注し、同社の単通路機でもっとも速く契約機数が伸びている機種となっています。