ユーロファイター・タイフーン、50万飛行時間達成 特別塗装機を披露

ユーロファイター・タイフーン、50万飛行時間達成 特別塗装機を披露

ニュース画像 1枚目:50万飛行時間を達成
© Royal Air Force
50万飛行時間を達成

イギリス空軍(RAF)は2018年11月9日(金)、ユーロファイター・タイフーンの飛行時間50万時間達成を記念する特別塗装機を公開しました。タイフーンを運用するドイツ、イタリア、スペインも特別塗装機を後悔しています。このうちRAFは50万時間の達成について、タイフーンが北大西洋条約機構(NATO)のヨーロッパ各国を防衛する主力機であることを示すものとコメントしています。

近い将来についても、今後十数年のあらゆる脅威からの防衛を主眼とした開発が継続され、その戦闘空間で重要な役割を果たし、将来のシステムにつながる重要な技術を開発し、統合されていくヨーロッパの戦闘機航空システムの中心的な存在になるとも位置付けています。

イギリス空軍は保有するタイフーンを増加させており、トーネードGR4を運用していた第12飛行隊が現在はカタール空軍のユーロファイター導入を支援しており、2019年にはユーロファイターを運用する新たな飛行隊となります。同飛行隊にはトランシェ3が配備されます。

この50万時間達成を受け、ユーロファイター社やBAEなども祝辞を送り、トランシェ3Bに搭載される予定のCAPTOR-Eなどの電子走査アレイ、強化された新たなインターフェースに加え、ユーロジェットEJ200エンジンのさらなる開発など、高性能化に向けた展開を視野に入れているとコメントしています。

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