ルフトハンザ、A380「Tokio」が新塗装に

ルフトハンザ、A380「Tokio」が新塗装に

ニュース画像 1枚目:新塗装が施されたA380「Tokio」
© Lufthansa Group
新塗装が施されたA380「Tokio」

ルフトハンザドイツ航空は2018年12月12日(水)、A380の新塗装1号機「Tokio(東京)」の運用を開始しました。機体記号(レジ)は「D-AIMD」で、従来からこの機体の愛称は「Tokio」でした。

3週間半にわたりアジアで再塗装され、今後は日本の首都の名を共有していく機材になります。A380はルフトハンザ機材のフラッグシップ機で、A380新塗装第1号機の投入は、鶴のロゴマーク使用100周年の締めくくりとなる企画です。記念すべき1年、ルフトハンザはデザインを刷新し、デジタル化が進む世界に適応しています。

ルフトハンザにとって30機目の新塗装機となる「D-AIMD」は、ハブ空港のミュンヘンから全世界に運航しています。この機材は2018年からミュンヘンを拠点とする5機のA380うちの1機です。ルフトハンザは現在、日本路線でA380は使用していません。

ルフトハンザのドナルド・ブンケンブルク日本・韓国支社長は、「フラッグシップ機の新塗装1号機が活気あふれる日本の首都の名前を冠することを誇りに思います」と述べ、「空飛ぶ大使」として世界で活躍するとの考えを示しています。

ルフトハンザは2018年2月に新たなブランドイメージを発表、747-8F、A321を手始めに新塗装へ更新してきました。ルフトハンザが推進するモダンプレミアムを象徴するデザインとなっており、胴体、翼およびエンジンをすべて鮮やかな白で塗装し、尾翼を大きく見せている濃いブルーはツルの存在感、力強さを対照的に表現しています。

新ブランドイメージの発表以降、フランクフルトとミュンヘンの両空港で30機の塗り替えが完了し、50カ所以上のゲートデザインを変更、120品目以上の機内備品が入れ替えられました。2019年末までにリニューアル作業の50%以上が完了、保有機材の4分の1以上が新デザインとなります。機材の塗装完了は、2025年の予定です。

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